路線バス会社に期待の“新人” 廃止・減便が相次ぐ中での入社 運転士不足の解消へ、来月にも“デビュー”
運転士不足を背景に、県内の路線バスが今月から大幅に減便となる中、県内のバス会社で1日、入社式があり、新人ドライバーが新たな一歩を踏み出しました。
県内で路線バスを運行する京福バスと福井鉄道は、深刻な運転士不足を理由に、今月から大幅な減便となります。合わせて6つの路線が廃止となる他、京福バスは15の路線について、本数を減らして運行します。
こうした中、京福バスでは1日、入社式があり、40代と60代の男性合わせて2人が、路線バスの“新人ドライバー”として新たな一歩を踏み出しました。
■新入社員の男性(40代)
「(入社して)ホッとした気持ちが半分と、これからの職務に向けて緊張感も半分ある。次世代につなげていきたい。未熟だけど、そこで力になれたら」
■京福バス 管理部 小川献係長
「インフラの基盤を支えたい。自分も支えていきたいという人が本当にたくさんいる。一人でも多くの運転手をどんどん採用していきたい」
なお、新人運転士は1か月間研修を受けた後、デビューするということです。