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日本一新幹線駅に近い? 醸造所の開業準備進む 福井駅前フードホール 本場クラフトビールを提供

2024年1月18日 19:30
日本一新幹線駅に近い? 醸造所の開業準備進む 福井駅前フードホール 本場クラフトビールを提供
運び込まれる醸造用のタンク=13日、福井市中央

福井駅前の再開発ビル「FUKUMACHI BLOCK」の開業日が新幹線開業と同じ3月16日に決まりました。にぎわいの核となるフードホールには、出来立てのクラフトビールを味わえる醸造所も設けられます。(1月18日)


■リポート・吉岡弘起記者
「再開発ビル内では地ビールの醸造タンクの設置が急ピッチで進められています」

醸造所の運営に当たるのは、クラフトビール企画の会社「アワーブルーイング」代表の岡田朋大さん(33)です。大学時代に留学先のアメリカで本場のクラフトビールに魅了され、国内外で最新のクラフトビールの醸造を学ぶ一方、市内の酒造会社と共同で地ビールの開発を続けてきました。

■アワーブルーイング・岡田朋大代表
「つくりも何ひとつ妥協しない。すごくおいしくて皆さんの認識を変えるようなビールを作っていきたい。飲みやすいけど、驚きとか感動がある味わいで、料理に合うビールだったりそれだけで楽しめるシャンパンみたいなビールを作りたい」

県外から訪れる観光客にも福井の魅力を知って欲しい。岡田さんは作付面積日本一の六条大麦をはじめ、県内産のサツマイモやブドウなどを原料にしたビールの醸造にもチャレンジします。

■アワーブルーイング・岡田朋大代表
「おそらく日本で一番新幹線駅から近い醸造所になると思う。福井の新たな玄関口ににぎわいを創出できるよう頑張っていきたい」

新幹線時代のふくいのまちなかの活性化へ。熱い思いがこもった琥珀(こはく)色に輝くビールの醸造が始まろうとしています。

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