ぷりぷり食感「若狭かき」 小浜で水揚げ最盛期 1年かけて育てた深いうま味
小浜市で冬の味覚「若狭かき」が水揚げの最盛期を迎えています。今シーズンは昨年の猛暑で成育が遅れたものの身入りは良く、例年並みの出来だということです。(1月9日)
波の穏やかな小浜湾に面した同市仏谷と甲ケ崎の2つの地区では、かきの養殖が盛んに行われています。このうち甲ケ崎では9日、沖合500メートルのいかだで1年をかけて育てたカキが次々と水揚げされました。
若狭かきはぷりぷりとした食感と深いうま味が特徴で、特に“1年もの”は雑味が少なく、カキ本来の味が楽しめるということです。水揚げは4月中旬まで続けられ、それぞれの地区で直売される他、各地への発送の注文も受け付けています。