高浜町の特産ブドウ「若狭ふじ」の収穫始まる 梅雨の長雨や猛暑の影響で例年より4割少ない出荷見込み
高浜町の特産ブドウ「若狭ふじ」の収穫が始まっていて、ことしは梅雨の長雨や猛暑の影響で、例年より4割少ない出荷を見込んでいます。
高浜町鎌倉の永野農園では、先週から若狭ふじの収穫が始まりました。
若狭ふじは大粒で皮が薄く、果汁たっぷりの種なしブドウで、贈答用やふるさと納税の返礼品として人気です。
永野農園によりますと、今年は甘さや大きさは十分ですが、梅雨の長雨や猛暑の影響で、皮が着色不良やまだら模様になって、房で出荷できないケースが多いということです。
永野農園 永野和夫さん
「できる限り厳選した形で、お客さまのもとへ何とか届けたい気持ちでいるので、ぜひとも応援する気持ちで食べていただきたい」
若狭ふじの収穫は来月中旬まで続き、例年より4割少ないおよそ1トンの出荷を見込んでいて、高浜町やおおい町の食品スーパー、それに東京都内の青果店などに並びます。