福井空襲と敦賀空襲から79年 悲惨な戦争体験を次世代へ語り継ぐ
福井と敦賀を襲った空襲から79年になるのを前に、悲惨な戦争体験を語り継ぐつどいが13日、福井市内で開かれました。
太平洋戦争末期の1945年7月12日の敦賀空襲と、7月19日の福井空襲では、あわせて1700人あまりの市民が犠牲となりました。
福井市内で開かれた催しには、火に焼かれ逃げ惑う人々を描いた絵や空襲後の焦土と化した街の写真などが展示されました。
また、講演会では空襲の体験者が当時の様子を語りました。
参加した女子高校生は「まずは知ることが大切で、その知識を知ったうえで受け継ぐことが大切だと思っている」と戦争体験の風化を懸念していました。
また、全員で犠牲者への鎮魂の祈りを捧げるとともに、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて感じていました。