津波から逃げて高台へ　訓練で避難経路など確認　海抜5メートル、海沿いの小学校

津波に備えて、海沿いにある福井市内の小学校で24日、防災訓練が行われ、児童は素早くライフジャケットを身につけると、みんなで高台へと避難しました。

■校内放送
「訓練。地震発生。みなさんは机の下にもぐり、頭を守りましょう」

放送を聞いて、素早く机の下に身を隠す1年生の児童。福井市の長橋小学校では、全校児童14人が今年度初めての防災訓練に臨みました。学校は海抜5メートルの所にあり、万一の際には、海抜54メートルの高台まで避難します。

今年は全員分のヘルメットをそろえ、児童はライフジャケットを身に着けると、高台までの避難経路を確認していました。

■6年生の男の子
「落ち着いて行動する。普段通りにできたので良かった」
■6年生の女の子
「ライフジャケットを着るのがどんどん早くなった。(サイレンが)鳴ったときに素早くつけたい」

児童たちは訓練を通して、移動する際に注意する点など、身を守る術を学んでいました。