【台風10号】県内は大気の状態不安定に 2日にかけて大雨の見込み 土砂災害や低地の浸水に注意・警戒を
台風10号の影響で、県内は大気の状態が非常に不安定となり、あさって2日にかけて大雨となる見込みです。気象台では、土砂災害や低い土地の浸水、それに河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。
台風10号は、午前3時には高知県安芸市付近にあって、1時間におよそ15キロの速さで東南東へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル。最大風速は18メートルで、最大瞬間風速は25メートルとなっています。
台風10号は1日にかけて西日本を東へ進み、その後、熱帯低気圧に変わる見込みです。県内では、台風周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となって2日にかけて大雨となる見込みです。雨雲が予想より発達したり、停滞した場合は警報級の大雨となる可能性があります。
このあと、1時間に30ミリの激しい雨が降るところがある見込みで、31日6時から1日朝6時まで降る雨の量は、多いところで100ミリと予想されています。
また、1日午前6時から2日午前6時までに降る雨の量は、多いところで100ミリと予想されています。
その後、2日の午前6時から3日の午前6時までに降る雨の量は、多いところで80ミリと予想されています。
気象台では2日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、それに河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。