電気の切り替え忘れ“列車運休” ハピラインふくい 北陸トンネル、交流→直流のはずが…
ハピラインふくい
ハピラインふくいは29日、運転士が車両の電気を交流から直流に切り替える操作を忘れたため、上下線あわせて3本が運休しました。
29日午前6時10分ごろ、福井発敦賀行きの上り線で、今庄駅から敦賀駅の区間で運転士が車両の電気を交流から直流に切り替える操作を忘れたということです。
この区間は北陸トンネルの入り口付近を境に、嶺北側が交流区間、敦賀側が直流区間に分かれています。
列車は敦賀駅で折り返し運転する予定でしたが、切り替えをしていないと分かったことから、急きょヒューズの取り換え作業が行われました。
この間、上り線1本と下り線2本の合わせて3本が運休し、大型連休中のおよそ300人の足に影響が出ました。その後、通常通りの運行に戻っています。
ハピラインふくいでは、社員教育を徹底し、再発防止に努めたいとしています。