少子化進む福井市の小学校4校が合同授業 地域の垣根超えた友情育む
日本海に近い福井市西部の小学校では、少子化が進み児童の数は4校あわせてわずか62人。こうした中で5日、4校合同の授業が行われ、地区の垣根を超えた友情を深めていました。
みんなで輪になってゲームを楽しんだのは福井市西部の越廼・国見・長橋・殿下あわせて4つの小学校の児童たちです。
いずれの学校も少子化が進んでいて、より多くの児童と交流して多様な考え方を育んでもらおうと、長橋小学校で5・6年生を対象にした合同授業がありました。
最初のうちは互いに緊張した様子でしたが、次第に打ち解け、友情を深めていました。
越廼小の児童
「久しぶりの合同授業でみんな楽しめていいなと思った。」
越廼小の児童
「いつも同じメンバーで遊んでいるから新鮮だった。」
殿下小たった1人の児童
「楽しいし、一緒に話せるから、いつもモヤモヤしていた気持ちがふっ飛んだ。」
このほか、低学年の児童もそれぞれ1つの学校に集まり、大人数での授業を楽しんだということです。