「還付金などは知らなかった」 稲田朋美議員、自民党“裏金問題”を巡り弁明 衆議院の政治倫理審査会始まる 政治資金収支報告書に196万円不記載
自民党の裏金問題を巡って、衆議院の政治倫理審査会が17日から始まりました。政治資金収支報告書に196万円の不記載があった福井1区選出の稲田朋美議員は「還付金などは知らなかった」と弁明し、全ては「自らの責任」と強調しました。
■稲田朋美衆議院議員
「還付が不記載になっていること、および私の事務所に預り金口座があること、およびお金がすべて保管されていることは昨年12月以降、本件が問題になってから知りました」
稲田議員は冒頭でこのように述べ、派閥のパーティー券収入のいわゆる“キックバック”については「知らなかった」と説明しました。また、今回の件は「全て自らの責任」と強調した上で、今後緊張感をもって政治資金の透明性を確保したいとしています。
衆議院の政治倫理審査会は19日まで3日間の日程で行われ、いわゆる“裏金問題”について弁明をしていなかった15人の議員が出席します。