インバウンド強化へ 福井県がJR西日本グループと連携協定 新たな伝統工芸土産品開発へ
インバウンド、訪日外国人旅行の強化に向けて福井県は13日、JR西日本グループと連携協定を結び、大阪・関西万博をきっかけに県内の伝統工芸品を活用した新たな土産物の開発などを進めます。
県によりますと、去年1年間に県内で宿泊した外国人の数は6万4900人と、全国で2番目に少なく、インバウンドの強化が課題となっています。
一方で新幹線開業によって、今年5月は1万3550人と、1か月あたりの宿泊者としては統計を取り始めてから最も多くなりました。
こうした中、県は来年春に開催される大阪・関西万博をきっかけに、福井県にも外国人旅行者を呼び込もうとJR西日本グループと連携協定を結びました。
福井の食が楽しめる企画きっぷの販売をはじめ、伝統工芸品を活用した新たな土産品の開発などを進める考えです。
このほか、外国人観光客の利便性アップに向けて、駅構内に外国語表記の案内板の設置を進めていくとしています。