関東圏との経済交流強化へ 福井と埼玉の商工会議所がまちづくり意見交換 “小江戸”川越市の商店街など視察
北陸新幹線の県内開業に伴い、福井商工会議所のメンバーが沿線の視察や経済界と意見交換をして、関東圏との経済交流を強化しようと取り組んでいます。
福井商工会議所のメンバーは28日、「小江戸」とも呼ばれる埼玉県川越市の商店街を視察しました。
■川越商工会議所の担当者
「この建物は両方とも大正時代の古い建物」
古い町並みが残る商店街は都心からのアクセスも良く、外国人観光客にも人気で、去年は国内外から719万人が訪れるなど、埼玉でも有数の観光地となっています。
メンバーたちは視察後、さいたま市内で交流会を開き、今後のまちづくりについて意見交換をしました。
■福井商工会議所 八木誠一郎会頭
「新幹線でさまざまな人が訪れることによって、持続的に福井をにぎやかな良いまちにしていかないといけない。地域を線でつなげることで、福井を、そして日本を盛り上げていきたい」
会議所のメンバーたちは引き続き「北陸技術交流テクノフェア」などを通して、福井と埼玉の経済交流を強化していくことを確認していました。