あわら温泉舞台の小説 16日に発売 火事で全焼の「べにや」モデルに 人々の奮闘描く
あわら温泉を舞台にした小説がこのほど出版され、2018年に火事で全焼した温泉旅館「べにや」をモデルに、旅館の再建に奔走する経営者夫妻の奮闘劇が描かれています。(3月16日)
作中には、コロナ禍でダメージを受けながらも、おもてなしを追い求めた女将の会の取り組みなど、あわらを盛り上げようと懸命に動いた人々の姿が随所に盛り込まれています。
作者は、県議会議員を5期務めたあわら市の会社役員笹岡一彦さんで、この作品が初めての著書です。
笹岡さんは「あわら温泉を守るため、盛り上げるために、頑張ってきた人々の活躍ぶりを描きたかった」と話していました。
笹岡さん初の著書は県内外の書店などで購入できるということです。