県立大学生が開発した「三里浜ドレッシング」
大学生のアイデアで福井市棗地区の特産･オリーブを生かした新たなドレッシングが誕生しました。地域を盛り上げたいとの思いが込められ、さわやかな味わいに仕上がっています。(12月1日)
市民へのモニター調査や旅館･カフェの経営者の試食などを重ねて完成したドレッシングは、三里浜特産のオリーブをベースに、ラッキョウや「越のルビー」といった県産の野菜がふんだんに使われています。
リポート･西岡芽生記者
「オリーブのさわやかな香りが口いっぱいに広がります。トマトやラッキョウの甘さも感じられて、お肉やお魚にも合いそうです」
福井県立大学4年の大塚麗華さんはおととし、インターンシップを通じて三里浜のオリーブを初めて知り、県内外にその魅力を伝えようと、地元の生産組合やしょうゆメーカーと協力してドレッシングの開発を始めました。特にこだわったのはラッキョウの粒感です。
大塚麗華さん
「何度も改良を進めて、ラッキョウのちょうどいい粒感を見つけることができた」
「ドレッシングだと三里浜の野菜にかけて食べてもらえるので、農産物の消費拡大にもつながるかな」
完成したドレッシングは福井市内の直売所で販売されます。
