旅のテーマは「幸せの発掘」　県の新観光ビジョン策定大詰め　入り込み客数の目標は年間2100万人　観光消費額は1700億円目指す

幸福度日本一の福井を巡る旅のテーマは「幸せの発掘」。県は来年度からの新たな観光ビジョンとして、年間2100万人の観光誘客を目指します。

県の来年度からの新たな観光ビジョンの策定は大詰めを迎えています。旅行専門家らと協議を進めていて、27日は5年後の年間観光入り込み客数をおととしより20％多い2100万人とし、観光消費額をおととしより38％多い1700億円とすることなどを発表しました。

その実現のため、宿泊先として選ばれる観光地づくりや観光を支える人材の育成、それにインバウンド向けの観光コースづくりなどを7つの柱として定めます。これまでに基本理念を「しあわせ発掘ふくい～知るたび、幸せになる旅～」と定めていて、県では2月議会での議論も踏まえて、3月に新たな方針を発表します。