乾式貯蔵施設の安全審査申請 立地3町長が「事前了解願」受け入れ、県に意向伝える 関電が原発敷地内に設置の方針
関西電力が設置を検討している乾式貯蔵施設を巡り、原発が立地する美浜・高浜・おおいの3つの町の町長が14日、中村副知事と面談し、施設の設置に向けて安全審査の申請を求める関西電力の事前了解願を受け入れる考えを伝えました。(3月14日)
施設の設置についてはいずれの町長も安全性に一定の評価を示し、住民への理解も進んでいるとした上で、使用済み核燃料の県外搬出や地域振興に引き続き取り組むよう求めました。面談した中村副知事は「安全を最優先に県としても速やかに判断したい」と述べました。
乾式貯蔵施設は使用済み核燃料を専用の容器に入れて並べて保管するもので、関西電力は原発の敷地内に設置する方針を示しています。