厳しい寒さ耐え抜きシャキシャキとした食感に 「越冬ネギ」の収穫が大野市で始まる
夏に植えて翌年の5月に収穫する「越冬ネギ」の収穫が大野市で始まり、シャキシャキした食感でさまざまな料理に活躍しそうです。
奥越管内では35人の農家が寒さに強い「羽緑一本太」という品種を栽培していて、大野市の鈴木誠さんの広さ20アールの畑でも、去年8月に植えたネギの収穫が始まりました。
栽培農家 鈴木誠さん
「積雪にも耐えられる強靭な品種のネギで、例年になく雪解けが早かったので、去年に比べ成長も早く、上出来だと思う。」
またこの地域では水田を活用して栽培しているため、とろみや甘みが感じられるということです。
収穫は今月末まで続けられ、管内全体で去年と同じ30トンを、県内各地の食品スーパーや、福井市にあるJAの直売所「喜ね舎愛菜館」に出荷します。