正月おせち彩る かまぼこ製造が最盛期 老舗の蒲鉾店はスタッフ増員で対応 年末までに23万本を県内外に出荷
正月のおせちを彩る紅白のかまぼこづくりが21日、福井市内の老舗メーカーで最盛期を迎えています。
新たな門出の めでたさを象徴する「紅白のかまぼこ」。
創業217年の福井市の安田蒲鉾では21日、かまぼこの製造がピークを迎えていて、スタッフを増員して50人あまりで対応にあたっています。
正月向けに上質な白身魚を使った限定の高級品をはじめ、表面に金箔をまぶした華やかな かまぼこなどが人気で、あわせて25種類を製造しています。
原材料費の高止まりが続く中、こちらの蒲鉾店ではコストを抑えるなど工夫して、ほとんどの商品で価格を据え置いて販売しているいうことです。
なお 正月用のかまぼこ作りは30日まで続き、23万5000本を県内をはじめ関西方面のスーパーなどに出荷します。