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物価高で1割高も…「三陸の味覚を楽しんで!」 丸岡バスターミナルにカキ小屋 震災復興支援にも

2023年11月17日 16:11
物価高で1割高も…「三陸の味覚を楽しんで!」 丸岡バスターミナルにカキ小屋 震災復興支援にも

 丸岡バスターミナル交流センター(坂井市丸岡町)で、今月3日から期間限定のカキ小屋がオープンし、宮城県石巻市産のカキを炭火で焼いて味わうことができます。今年は物価高の影響を受け去年よりも1割値上げしているということです。(11月17日)


 カキ小屋は、東日本大震災の復興を支援しようと、東京都の飲食業関係者でつくる実行委員会が2012年から企画しているものです。

 熱々に熱せられた殻を開くと、ツヤツヤとして宝石のような身が現れ、訪れた客らは濃厚な味を堪能しました。客の1人は「何もかけなくても海の塩加減がちょうどいい。復興支援につながると聞いたので役に立てればと思う」と話していました。

 このカキ小屋は、通常の小売価格の半額ほどでカキを味わえるのが特徴ですが、運送費や資材の高騰を受けて今年は全メニューを1割値上げしたということです。

 かき小屋実行委員会の三ツ橋亮太さんは「お客様にご負担をかけてしまっているところは心苦しいなと思う」と話す一方、「プリプリした柔らかいところとか磯の香りを楽しんでもらえたら」と三陸のカキの魅力を語りました。

 カキ小屋は今月26日まで開かれています。

    福井放送 福井放送