福井港の沖合で見つかった女性の遺体を司法解剖へ 奥能登豪雨で安否不明中学生の可能性
9月30日に福井港の沖合で見つかった女性の遺体について、福井海上保安署は、奥能登豪雨で安否不明となっている中学生の可能性があるとして2日、司法解剖のため大学病院へ送りました。
福井海上保安署によりますと、30日午後4時15分ごろ、福井港の西およそ40キロの沖合で女性の遺体が見つかったもので、身につけていた衣服には手書きの文字で「喜三」と書かれていたということです。
奥能登豪雨で安否不明となっている輪島市の中学3年生喜三翼音さん(14)とみられ、警察では家族の協力を得てDNA鑑定を進める方針です。
これに先立って、遺体は司法解剖のため福井海上保安署から福井大学医学部附属病院に送られました。死因をはじめ死亡推定時刻などを解明して身元の特定につなげます。