アオッサが学びの場として活路 福井県立大学が開設の地域政策学部は3フロアに入居へ
空きテナントが目立つ福井駅東口のアオッサに、福井県立大学が新たに設ける地域政策学部が3つのフロアにわたって入居し、「学びの場」として活路を開くことになりそうです。
県立大学は、地域に関する専門知識を学び、課題解決に取り組む人材を育成しようと、2026年4月に地域政策学部を設ける予定です。
学生は、2年目から福井駅東口のアオッサに設けるキャンパスで学びを深める予定です。
大学によりますと、2027年4月に開設するアオッサのキャンパスは、1階の全部およそ1500平方メートルを使って講義室や自習室、それに県民も講義を受けられるスペースを設けます。
また3階の北側280平方メートルを使って、図書室や教員の会議室、事務室を設けます。
さらに5階は、福井市の商工労働部が入居している800平方メートルのスペースを借りて、教員室などを設ける計画です。
なお2階には大阪市に本社を置く通信制の高校が学習スペースを設けています。
4階には福井市の桜木図書館もあり、空きテナントが目立つアオッサは学びの場として活路を見出すことになりそうです。