【七隈線の延伸1年】天神南駅と直結→天神地下街の南エリアに新たに2つの飲食店 福岡
延伸から1年が経過した福岡市地下鉄七隈線で、天神南駅と直結する天神地下街・南エリアに29日、2つの飲食店が新たにオープンします。28日に内覧会が開かれ、新たな店舗がお披露目されました。
■阿部まみアナウンサー
「きょうの天神地下街は学生の春休み期間中ということもあり、普段の平日より人通りが多い印象です。皆さんが買い物を楽しんでいるエリアはカフェやスイーツ専門店が並んでいますが、ここにさらに2店舗加わりリニューアルします。」
29日オープンする九州初出店のお茶漬け専門店です。おすすめは新鮮な真鯛を使った「鯛だし茶漬け」です。
■阿部アナウンサー
「お出汁が奥深い味わいです。甘めのごまダレの鯛ともよくあいます。」
地下鉄七隈線の天神南駅と直結する南エリア一帯では、去年の延伸開業以降飲食店のリニューアルが進められてきました。
29日は2つの店が新たにオープンし、ランチ需要の拡大を目指します。
延伸当初は、天神南と博多が結ばれることでそれまで地下街を利用していた天神駅への乗り換え客の減少が懸念されていました。
■福岡地下街開発・森高凌平さん
「今も人通りが多いですが、延伸後、売り上げ・通行者数ともに10%増と好調に推移しております。七隈線沿線の居住者の利用が増えたことと、インバウンド客、日本人観光客の利用増が大きいのかなと考えております。」
今後は再開発が進む天神の“ランチ難民”もさらに取り込みたいとしていて、七隈線延伸に伴う経済効果に関係者は期待を寄せています。