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魚の隠れ家や産卵場所に「海のゆりかご」アマモを増やそう 高校生が種を海に投げ込む 福岡

2023年12月19日 19:23
魚の隠れ家や産卵場所に「海のゆりかご」アマモを増やそう 高校生が種を海に投げ込む 福岡
アマモの種を海に投げ込む

“海のゆりかご”と呼ばれる海草のアマモを増やそうと、福岡市の海岸で、アマモ場づくりが行われました。

福岡市西区今津の海岸で行われたアマモ場づくりには、博多湾の環境保全に取り組む博多湾NEXT会議の担当者や福工大城東高校の生徒などおよそ20人が参加し、アマモの種を寒天に包んで海に投げ込みました。

アマモは海のゆりかごと呼ばれ、魚の隠れ家や産卵場所になるほか、二酸化炭素を吸収して海の環境をよくする働きが注目されています。

■博多湾NEXT会議・川口栄男 会長
「もともと大きなアマモがあったのですが、海水温が最近高いので、アマモはあまり海水温が高いところは好きじゃないんですよ。」

19日、海に投げたアマモの種はおよそ5000粒で、うまく海底に根付くと6月ごろには数十センチに成長するということです。