6200人にサクラサク!「これをやりたかった」受験生たちがキャンパスで合格を確認 西南学院大
西南学院大学で22日、一般入試などの合格発表が行われ、およそ6200人が喜びの春を迎えました。オンラインのみで合格発表をする大学がある中、キャンパスに歓声があふれました。
午前10時前、西南学院大学には制服をきた高校生やその保護者の姿が見られました。拝むような人の姿もあります。張り出されたのは合格者の受験番号です。
■法学部に合格
「あったあったあった!おめでとうございます!めちゃくちゃうれしいです。西南大が第一志望です。」
中には熊本から見に来ていた受験生もいました。
■国際文化学部に合格・加生奏太さん
「もう、とてもうれしいです。高校受験はコロナでネット発表だったので、大学の(指さし)あるじゃないですか。それをやりたかった。」
人間科学部に合格した太田真愛さんは受験中、同じ西南大を受験した友人からもらったミサンガで、苦しい時期を乗り越えました。
■人間科学部に合格・太田真愛さん
「勉強している時にこれを見て、もうちょっと頑張ろうみたいな。あと1時間、頑張ろうというと勉強しました。自分も気になっていたのですが、父と母が自分よりも心配してくれて。直接見て、味わいたいというのもあって来ました。」
■母親
「一年間の頑張りを現地で見ることができると喜びはまたひとしおだと思うので、家族で見に来ようと思いました。」
コロナ禍をきっかけにウェブサイトのみで合格発表をする大学がある中、西南学院大学では去年から、校内での張り出しを再開しました。受験生のこれまでの努力をたたえたいという思いを込めたということです。
■西南学院大学・秋山典彦入試課長
「こういった喜びの機会を受験生本人やご家族の方々と分かち合いたいという思いで、この場をもうけています。我々としても同じ喜びといいますか、うれしく思う気持ちを感じています。」
今回の前期・一般入試などではおよそ6200人が合格しました。7つの学部の平均競争率はおよそ3倍だったということです。
■法学部に合格
「とりあえず色んなことを勉強して知識を広めたい。」
■法学部に合格
「サークルとか入って、いっぱい友人ができたらうれしいなと思う。」
長くつらい戦いを乗り越え合格を勝ち取った受験生たちは大学生活に胸を高鳴らせ、それぞれの春が始まります。