全国最大級の大ダコ・ゆでダコ・おしゃれタコ 圧倒的な存在感のタコ遊具 北九州市に11か所 なぜ多い?
こちら、北九州市の公園にあるタコの姿をした遊具で、”タコ遊具”と呼ばれています。子どもたちが19日、リニューアルをお手伝いしました。タコ遊具は北九州市に数多く設置されています。一体、なぜなのでしょうか。
■小学生
「よし!オッケー!」
北九州市八幡西区の大池公園にある、タコの姿をした”タコ遊具”に、小学生たちがペタペタ手形をつけていきます。
カニや魚など、色とりどりの海の生き物たちがタコの吸盤のなかに手形で描かれました。
■小学生
「初めてだから楽しかった。」
「うまくできたからとてもうれしかったです。」
タコ遊具は、独創的なフォルムで子どもたちに大人気です。全国で初めて設置されたのは1965年、東京都足立区にある新西新井公園とされていて、その後、全国各地に広がりました。
北九州市ではいたる場所に”生息”していて、その数は11か所に上ります。
市内で初めて設置されたのは、小倉北区の勝山公園でした。躍動感あふれるボディーが印象的で、50年以上、地元の人たちに親しまれています。
■小学生
「いろんなところから登れて、いろんな楽しみ方ができるところがいいと思います。」
北九州市門司区の和布刈(めかり)公園のタコ遊具は高さ6メートル、幅は最大20メートルで、全国でも最大級という大きさを誇ります。
ひとつとして同じ物はないというタコ遊具はなぜ、北九州市にこれだけの数が設置されているのでしょうか。
■北九州市 みどり・公園整備課 西井田智枝さん
「最初に置かれる時は公園のシンボルになるものを探していて。遊びがとても複雑でおもしろい。転がったりよじ登ったりできる遊具ということで選ばれたと聞いています。私たち職員がおもしろがって、どんどん続いていったと思います。大人気なので、それで続いていったと思います。」
遊び方の豊富さで子どもたちをワクワクさせるタコ遊具は、圧倒的な存在感で、いまも昔も愛されています。