【献血の日】猛暑で訪れる人が減少 九州で600人分の血液が不足 若い世代の献血離れも 福岡
8月21日は「献血の日」です。ことしは厳しい暑さの影響で献血に訪れる人が少なく、協力が呼びかけられています。
福岡市の天神西通りの献血ルームには21日、献血に訪れる人の姿がありました。
血液を売買する「売血制度」を改め、献血の推進が閣議決定されてから21日でちょうど60年となります。
これに合わせ、福岡県内5か所の献血ルームでは27日までの平日は、献血に協力した人にアイスクリームを配布しています。
福岡県赤十字血液センターによりますと、猛暑で外出を避ける人も多く、九州ではおよそ600人分の血液が不足しています。
また、30代以下の献血者数はこの10年で3割減少していて、若い世代での献血離れが続いているということです。
担当者は「気軽に献血に来てほしい」と呼びかけています。