堀井気象予報士のお天気情報　めんたいワイド　7月17日

18日（あす）のポイントは「大気不安定」です。湿った空気の流れ込みで局地的に積乱雲が発達、急な強い雨や落雷に注意が必要です。

17日（きょう）は梅雨明けを思わせる空が広がりました。日中の最高気温は34℃前後で、太宰府市では全国で最も高い36.7℃、福岡でも35.4℃と猛烈な暑さとなりました。

九州南部では平年より2日遅く梅雨明けとなりました。九州北部ではまだ夏空が安定しないため、週末になりそうです。

福岡市東区の海の中道海浜公園に高く伸びる2本の植物。30年に1度しか「花」が咲かないといわれる「アオノリュウゼツラン」です。5月頃からぐんぐんと成長し、現在は高さ7メートルに達しています。黄色いフサフサとした部分が「花」ですが、1度開花すると枯れてしまいます。海の中道海浜公園によりますと、8月上旬にかけて見頃だということです。

今後の予報です。17日夜もおおむね晴れるでしょう。18日は、湿った空気の影響で日中を中心に雨が降りやすく、雷を伴う所がありそうです。日中の最高気温は33℃前後の予想で、湿度が高く、蒸し暑いでしょう。こまめに水分を補給するなど熱中症に警戒が必要です。

19日（金）も湿った空気の影響で一時雨が降りそうです。20日（土）以降は太平洋高気圧の勢力が強まり、夏空が広がるでしょう。日中の最高気温は、週末以降35℃以上の猛暑日が多くなりそうです。熱帯夜も続く見込みで、室内での熱中症にも警戒が必要です。