カルチャー第171回直木賞発表 一穂ミチの『ツミデミック』に決定 2024年7月17日 18:50一穂ミチ『ツミデミック』光文社 装画:目黒礼子 装幀:岡本歌織(next door design)第171回芥川賞・直木賞の選考会が17日に行われ、直木賞の受賞作が発表されました。大衆文学作品に贈られる直木賞に輝いたのは、一穂ミチさん(46)の『ツミデミック』です。作品は、犯罪とパンデミックをテーマに、コロナ禍という“非日常”で揺れ動く人々の心理を描いた短編集です。一穂さんは、2007年に『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。3度目のノミネートで受賞となりました。関連ニュース芥川賞発表 朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』と松永K三蔵『バリ山行』の2作に決定 作家・麻布競馬場 SNS投稿から直木賞候補へ “タワマン文学”で孤独や絶望描くワケ直木賞候補・麻布競馬場に聞く「令和時代の幸せって?」 “正しさ”に苦悩するZ世代描く芥川賞候補作に5作品 クリープハイプ・尾崎世界観、向坂くじらなどがノミネートAIを活用し世界が注目 芥川賞作家・九段理江 藤井キャスターが聞く、いま大切にしたい『言葉』