鳥町食道街の大規模火災 被災証明書の発行始まる 初日は90人に発行予定 北九州市
1月3日に発生した北九州市の飲食店街の大規模火災で、11日から被災証明書の発行が始まりました。武内市長はことし最初の記者会見で「火事が起きない街づくりをしていかなければならない」と話しました。
■北九州市・武内市長
「どういうところが火災の原因だったのか、そこに対して行政としてもっとできることはあったのかどうなのか、もう一回検証して火事が起きない街づくりに向かってやっていかなければいけない。」
1月3日に発生した小倉北区魚町の鳥町食道街一帯の火災では36店舗が被災し、およそ2900平方メートルが焼けました。
小倉北消防署では11日から火災保険の申請などに必要な被災証明書の発行が始まり、早速被災者が申請に訪れていました。
■陶器の戸田・戸田和雄さん(74)
「まずはこれ(被災証明書)をいただいてから、がれきの処理に一歩進んでいくのかなと思う。」
北九州市によりますと、証明書は11日時点で被災者90人に対して発行される予定で、ゴミ処理手数料の全額免除や、最大6か月の市営住宅への入居などの支援が受けられるということです。