【中継】10日正午に通行止めが解除 36店が焼けた鳥町食道街の火災から1週間 現場は今 北九州市
飲食店など36店が焼けた北九州市の鳥町食道街の大規模火災から、10日で1週間です。北九州市に中継が出ています。
■阿部まみフィールドキャスター
北九州市小倉北区の魚町銀天街です。この先に、鳥町食道街の入り口があります。ここに規制線があったのですが、安全が確保されたということで、10日正午すぎから通行できるようになりました。
地元の方や観光客など、人通りはかなり多いです。
こちらの中華店は外側はきれいに残っていますが、中を見てみますと、完全に焼け落ちているのが分かります。
こちらが火災のあった鳥町食道街の入り口があった場所です。跡形もないような状態です。
ここには陶器店があり、さらにの奥に見えるビル、7階部分まで黒く焼けていて火の強さを物語っています。
今回の火災で出たがれきの量は、おととし4月に起きた旦過市場の1度目の火災と同じおよそ2000トンと見込まれています。
北九州市は、被災した建物の解体や、処理場への運搬にかかる費用は自己負担としていまして、大量のがれきを撤去するめどはたっていません。
午前中から取材していますが、皆さん、がれきの撤去が一番困っていると話していました。何から手をつけていいか分からない、これだと営業できませんと話していました。
また、放水の影響で店が水浸しになっていて、それも困っているという話もありました。