【ストップ!飲酒運転】「車を止めたあと飲んだ」歩行者を巻き込みそうになった車→基準値の7倍のアルコール 福岡
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福岡県大牟田市で酒を飲んで車を運転したとして、44歳の会社員の男が逮捕されました。呼気から基準値の7倍のアルコールが検出されていましたが、男は当初、「車を止めたあと酒を飲んだ」という趣旨の話をしていました。
警察によりますと、ことし1月13日午後7時ごろ、福岡県大牟田市宮部の市道で、左折しようとした乗用車が、道路脇を歩いていた男性を巻き込みそうになりました。男性にケガはありませんでした。
男性からの通報で警察が駆けつけ、車を運転していた男から話を聞こうとしたところ、酒の臭いがしたということです。呼気を調べたところ、基準値の7倍のアルコールが検出されました。
男はその場では「車を止めたあと酒を飲んだ」という趣旨の話をして飲酒運転を否定していましたが、警察は、巻き込まれそうになった男性の話や防犯カメラの映像などから容疑が固まったとして、2月18日、男を逮捕しました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、大牟田市の会社員、井形光洋容疑者(44)です。
井形容疑者は逮捕後、「私が飲酒運転をしたことに間違いはありません」と話し、容疑を認めているということです。
警察はどこでどのくらい酒を飲んだかなど詳しく調べる方針です。