【記録的大雨から1年】福岡・佐賀で8人が犠牲 岩や土砂が残る被災地では砂防ダムの建設へ
福岡・佐賀で8人が犠牲となった記録的大雨から10日で1年です。被災地ではいまだ爪痕が残る中、慰霊祭が営まれ、犠牲者を悼みました。
10日午前、佐賀県唐津市浜玉町で行われた慰霊祭には、犠牲者の遺族などおよそ100人が参列しました。
2023年7月、九州北部を襲った記録的大雨では、福岡県で5人が死亡、唐津市浜玉町では土石流に巻き込まれ3人が犠牲となりました。
慰霊祭で、佐賀県の山口知事は「日頃の災害への予防と災害時の迅速な対応など、これからも全力で取り組んで参ります」と述べました。
被災地ではいまだ大きな岩や土砂が残されたままとなっていますが、12日には土石流を防ぐための砂防ダムの建設が始まるということです。