「カバンに少し飲料水を」身近な備えを学ぶ「市民防災の日」講演会【福岡県西方沖地震から20年】
福岡県西方沖地震から20年となった20日、福岡市・天神で、防災について学ぶ講演会が開かれました。
「市民防災の日」講演会は、西方沖地震が発生した翌年から毎年3月に行われていて、ことしで20回目です。
FBSの若林麻衣子アナウンサーが司会を務めて、パネルディスカッションも行われました。防災の専門家などが、日ごろからできる災害への備えについて意見を交わしました。
■若林麻衣子アナウンサー
「個人でできる備えを啓発されていますが、具体的にどういったことをしたらいいでしょうか。」
■防災士・因幡那水さん
「自分がケガをしないように先が照らせるものだとか、カバンに少し飲料水を入れておくとか。少しその場をしのげるようなものを考えてもらえたら。」
3月20日を「市民防災の日」と定めている福岡市は、地震の記憶を風化させることなく災害への備えにつなげてほしいとしています。