【さあ、投票へ。】私が投票する理由④「自分の意思表示」3人の子どもの父親が1票に託す思い 福岡県知事選
23日の日曜日は福岡県知事選挙の投開票日です。現職と新人合わせて4人が立候補しています。知事選の投票率は前回、過去最低となりました。今回、有権者はどのような思いで1票を投じるのでしょうか。
■松藤雄記さん(41)
「もちろん行きます。選挙に行って自分の意思表示をすることも大事なことだと思っています。」
福岡県柳川市で、中学生と小学生3人の息子を持つ松藤雄記さん(41)です。自身が通っていた小学校は少子化の影響で、今年度で閉校となりました。
福岡県内で生まれた子どもの数は、第2次ベビーブームの1973年は7万5000人を超えていましたが、2023年は、その半分にも満たないおよそ3万4000人でした。2015年以降、8年連続で減少し、過去最低を更新し続けていて、少子化に歯止めがかからない状況です。
松藤さんの周りでも、経済面での不安などから結婚に踏み切れない人がいるということです。
松藤さんは自分の子どもたちが、このままでは将来、結婚や子どもを持つことに希望を持てなくなるのではないかと考えています。その松藤さんが一票に託す思いは。
■松藤さん
「子育てのしやすい環境、子どもを産む前に結婚まで踏み切れない男女が多いので、積極的にマッチングできるような。子どもをつくっても経済的に不安だとか、ちゃんと家族を養っていけるとか。安心できる、経済的にも。そういった町づくりをしていただければと思います。」
さあ、投票へ。