総務省は28日、去年11月に発覚したLINEヤフーの“写真の誤表示”に関し、再発防止策を講じて、その実施状況を報告するよう行政指導を行いました。

この事案は去年11月、LINEヤフーが提供する写真共有サービス「LINE アルバム」で、アルバム内の画像に他の利用者の画像データがまぎれこむという不具合が発生したものです。

不具合は日本国内で推計で約7万件、海外を含めると約13万5000件に上るとしています。

原因は、LINEヤフーの画像処理システムを更新する際の、プログラムについての開発者の理解不足や不十分な検査だったということです。

総務省は28日、LINE ヤフー社に対して通信の秘密の保護を図るため再発防止策を講じることや利用者対応を徹底するよう文書で行政指導を行いました。