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外壁に飾った130キロの鉄板が植え込みに落下 北九州市立『いのちのたび博物館』

2023年11月13日 14:02
外壁に飾った130キロの鉄板が植え込みに落下 北九州市立『いのちのたび博物館』
落下した鉄板

北九州市立自然史・歴史博物館『いのちのたび博物館』で、外壁を装飾する重さ130キロの鉄板が落下しているのが12日、見つかりました。市が13日、発表しました。ケガ人はいませんでした。

北九州市によりますと、12日午後1時半ごろ、北九州市八幡東区の自然史・歴史博物館で、職員が見回り中、植え込みに落ちている鉄板を発見しました。

現場は歩道からおよそ2.5メートル離れていて、通常、人が入らない場所だということで、ケガをした人はいませんでした。12日午前9時ごろの見回りでは異常はなかったということで、午後1時半までの間に落下したとみられています。

鉄板は縦87センチ、横315センチ、厚さ6ミリで、建物が完成した22年前に設置されたということです。

市は、建物の3メートル以内にロープを張って立ち入り禁止にするとともに、緊急点検を行うとしています。

博物館では、ことし春から秋にかけて外壁の改修工事を行いましたが、鉄板が落下した場所は工事の範囲外でした。また、2021年度の法定点検や今年度、市の施設で行われた外壁の一斉点検や日々の点検でも特段の変化は見られなかったとしています。