長崎の七釜(ななつがま)鍾乳洞で滑落 福岡の女性が死亡 地質や生物を調査中に4~6メートル下の空洞に
長崎県西海市の洞窟で、福岡の女性が滑落し死亡しました。女性は地質や生物の調査を行っていました。
3日午後、長崎県西海市の七釜(ななつがま)鍾乳洞の洞窟群の一つ、龍王洞(りゅうおうどう)で、福岡県の医療関係従事者、小川美津さん(75)が、4メートルから6メートル下の空洞に滑り落ちました。
小川さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
龍王洞は長さが2キロを超えるとされ、一般には開放されていませんが、3日は小川さんを含む日本洞窟学会の会員13人が地質や生物の調査を行っていました。
小川さんたちは専用の装備を着用していたということで、警察が滑落した原因を調べています。
最終更新日:2024年11月4日 19:06