給食のウズラ卵のどに詰まらせ男児死亡 第三者委が再発防止策提言 福岡県みやま市
ことし2月、福岡県みやま市の小学校で給食のウズラの卵をのどに詰まらせ男子児童が死亡した事故で、第三者委員会が22日、再発防止策を提言しました。
ことし2月、福岡県みやま市では、小学1年生の男子児童が給食の「みそおでん」に入っていたウズラの卵をのどに詰まらせ、死亡しました。
弁護士や医師ら7人で構成された第三者委員会は、8か月にわたり事故原因を調査し、再発防止策を検討した結果を、22日に市の教育委員会に対し、答申しました。
答申では事故原因の特定には至らなかったと結論づけています。
その上で、ウズラの卵を給食で提供する際には注意喚起をするよう提言しました。
さらに教員を対象とした救命講習を拡充することなど、合わせて7項目の改善を求めています。
答申書を受け取った待鳥博人教育長は「二度と事故を起こさないための再発防止策を策定し 内容の周知・徹底を図りたい」と応じました。
最終更新日:2024年12月23日 5:42