重さ1.4キロの断熱材が明治通りに落下 天神に建設中の新福岡ビルで 接着剤の塗布漏れ
20日午後、福岡市・天神に建設中の新福岡ビル(仮称)の7階から、重さ1.4キロの断熱材が明治通りの車道に落下しました。車には当たらず、ケガをした人はいませんでした。
ビルの建て替えを進める西鉄によりますと、20日午後3時すぎ、19階建ての新福岡ビルで7階の張り出し部分を施工中、91センチ四方で厚さ5センチ、重さ1.4キロの発泡スチロール製の断熱材が、風にあおられ落下しました。
断熱材は明治通りの車道に落ち、近くにいた工事関係者が目撃して直後に回収しました。
車には当たっておらず、ケガをした人はいませんでした。
接着剤の塗布漏れが原因だということで、今後は塗布漏れがないよう複数人で確認し、施工完了後に固定用のネットをかぶせるなどの対策をとるということです。
新福岡ビルの建設現場では11月30日にも、重さおよそ500グラムの金属部品が歩道に落下しました。