日銀福島支店は、
福島県内の
景気について「緩やかな持ち直しを続けているものの、ペースは鈍化している」と判断を据え置きました。
日銀福島支店によりますと、物価高の影響で節約志向が強まり、個人消費は県内主要小売業の販売額の伸び率が低下するなど、回復ペースが鈍化しているということです。
一方、鉱工業生産は輸送機械関連部品の増産や海外経済の減速が和らぎ、持ち直しの動きがみられます。
こうしたことから日銀福島支店は、県内景気について「緩やかな持ち直しを続けているものの、ペースは鈍化している」と前回の判断を据え置きました。