最後の1人を見つけるまで…富岡町の海岸で県警が捜索活動・福島
東日本大震災から7月11日で13年と4か月です。
県内ではいまだ196人の方の行方が分かっていません。最後の1人を見つけるまで…富岡町の海岸では11日、県警による行方不明者の捜索が行われました。
捜索活動には、双葉警察署の署員や警察学校の初任科生約90人が参加しました。
警察官らは行方不明者の発見につながる手がかりになるものがないか、熊手などを使い、砂をかきわけ捜索を行いました。
■警察学校 初任科生 高橋拓也さん(二本松市)
「まだふるさとに帰れていない人など、そうした方の 心の支えになれるよう手がかりを見つけられたらと思います」
双葉警察署などでは、ほぼ毎日捜索活動を行っており、今後も継続していく方針です。