「いつまでも戦後でありますように」 ジャーナリスト・池上彰さん【NEVER AGAIN・折り鶴プロジェクト】
広島テレビの被爆80年に向けた取り組み『ネバーアゲイン』のひとつ「折り鶴プロジェクト」。ジャーナリストの池上彰さんが、折り鶴に込めた思いを聞きました。
池上さんは20代のとき、NHK広島放送局の呉通信部にいました。以来、原爆に関する取材を重ねてきました。
毎年8月6日には広島テレビの番組に出演し、被爆者の思いなどを発信しています。
池上さんが、折り鶴に込めた思いとは。
■ジャーナリスト 池上彰さん
「『戦後80年、いつまでも「戦後」でありますように』と書きました。戦後80年、本当に平和だったわけですよね。少なくとも、日本は戦争をしなかった。これがいつまでも戦後100年、戦後120年となってほしい。」
■ジャーナリスト 池上彰さん
「戦争を知らない子どもたちっていいことなんだけど、記憶が全然伝わらないというのは、やはり駄目なんだなと思うんですよね。知らないなりに知っていく。あるいは、それを伝えていくということが、戦争を知らない子供たちと言われて育った私たちの世代の責任なのかなと思いますね。」