12日午後、広島市内で作業中のクレーン車が倒れる事故がありました。民家などに被害がでましたが、ケガ人はいませんでした。

■渡邊洋輔記者
「事故があった比治山公園です。あちらのクレーンが90度傾きクレーン部分が山の下の方に突っ込んでいます」

事故があったのは広島市南区段原です。警察によると午後2時半ごろ、伐採した木を運んでいたクレーン車が倒れ付近の住宅2棟に被害が出ました。

■渡邊洋輔記者
「倒れたクレーンの先が電線に引っかかり電柱2本が倒れました。その倒れた電柱が民家に突っ込んだということです」

■付近の住民
「朝からクレーンが見えていた。 すごく高いのが。そしたら急にすごい音がした。近所の人が停電したとか(言っていた)」

中国電力ネットワークによると、周辺では一時約240戸が停電。現在も一部で停電が続いています。クレーン車を運転していた29歳の男性などにケガはなく、警察が原因を調べています。

【2025年3月12日　放送】