県内初「農学部」新設目指す広島修道大学 産学官の協議会スタート
県内の大学で初めて「農学部」の新設を目指している広島修道大学で、産学官の協議会が発足しました。
初会合には、広島修道大学の矢野泉学長のほか、県やイズミ・オタフクホールディングスなど13の企業・団体が参加しました。
広島修道大学は現在、7つの学部でおよそ6200人が学びます。2027年の4月に大学で初めての理系となる”農学部”を新設し、食農科学科、生物科学科、環境学科で合わせて、260人の定員を予定しています。
協議会では、農学部での教育内容や、企業や行政が求める人材などについて、意見が交わされました。
■県 農林水産局 向井雅史 農水産振興担当部長
「知識・スキルをもって農業に就農していただくまたは農業の関連産業に就いていただく そうしたことによって農業生産が維持できるのではないか。」
■広島修道大学 矢野泉 学長
「広島という地域をいかした形で展開できる可能性をたくさん感じることができましたので、具体化していきたいなと思っているところです。」
協議会は定期的に開催され、農学部のカリキュラムなどにいかされるということです。