5月の徳島県内の企業倒産の件数が6件と、2015年と2017年と並び過去10年間で過去最多となる。ゼロゼロ融資の返済本格化が影響か。
民間の信用調査会社のまとめによりますと、5月の徳島県内企業の倒産件数は6件で5月の統計としては過去10年間で最も多くなりました。
東京商工リサーチ徳島支店によりますと先月、負債額を1000万円以上を抱え倒産した徳島県内の企業件数は前の年の同じ時期と比べて1件多い6件でした。
これは5月の統計としては過去10年間で2015年と2017年と並び最も多い件数となりました。
負債総額は7億500万円で前の年の同じ時期と比べて1億円多くなっています。
倒産の原因は販売不振が4件累積赤字による経営悪化が1件などとなっています。
東京商工リサーチ徳島支店は「コロナ禍での無利子・無担保で貸し付けを行ういわゆるゼロ・ゼロ融資の返済が本格的に始まっていて資金繰りが出来ない企業の倒産件数が夏にかけ増加する可能性が高い」と分析しています。
最終更新日:2024年6月22日 15:23