漁業の新しい担い手を育成する「とくしま漁業アカデミー」の卒業式が、18日徳島市で行われました。

「とくしま漁業アカデミー」は漁業者の減少に歯止めをかけ、新たな担い手を育てようと8年前に県や漁協などが開設しました。

今年度の卒業生は県内出身の20歳から49歳までの5人です。

式では、アカデミーの中藤直孝理事長から卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。

5人は去年4月の入学後、漁業経営を学んだり、漁の実習などをした他、一級小型船舶操縦士の資格も取得しました。

（卒業生 大西一誠さん）「祖父の漁業を継いでじいちゃんが自慢できるように早く一人前になって頑張りたい」

卒業生は今後、県内の漁協でワカメ養殖やシラス漁、一本釣り漁などに従事するということです。