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「寄り添う」ことが自分のテーマになってきた...『いきつけ』シンガーソングライター皆谷尚美さん【徳島】

2024年9月5日 20:00
「寄り添う」ことが自分のテーマになってきた...『いきつけ』シンガーソングライター皆谷尚美さん【徳島】
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9月5日は「いきつけ」です。

森本真司アナウンサーが、旬の人や、各業界の話題の人物にいきつけのお店で話を聞きます。

今回は徳島県出身のシンガーソングライター・皆谷尚美さんです。

2024年にデビュー25周年を迎え、色々と新しいチャレンジも考えているようです。


(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「(デビュー25周年は)あっという間」

(森本真司アナウンサー)
「20周年でも取材させてもらいましたが、25周年は変わりましたか?」

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「違いますね。やっぱりコロナ禍があったから、それが大きかったかな」

徳島市出身のシンガーソングライター皆谷尚美さん。

高校卒業後に上京し、21歳でメジャーデビューを果たしました。

帰郷後は徳島を拠点に全国での出前コンサートやラジオ番組など、多方面で活躍しています。

さて、大の日本酒好きでもある皆谷さんが選んだ「いきつけ」は、徳島市末広にある「居酒屋 囲」。

大将の丁寧な仕事が人気の、隠れ家的なお店です。

(森本真司アナウンサー)
「きょうは何ですか?」

(囲の大将)
「高知の『南』です」

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「ありがとうございます、いただきます、うまいなこりゃ」
「お~、美味しそう」

(囲の大将)
「『皆谷尚美スペシャル』。鰹のたたき、鳴門鯛、小松島のハモ、徳島産のいちじくの揚出」

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「いちじくは今だけの?」

(囲の大将)
「そうです、短い間です」

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「私、じゃあカツオのタタキもらおう...美味い、香ばしい、夏の味」

(森本真司アナウンサー)
「私は刺身を。この厚み、一口でいっていいかな...やばい」

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「いま、足バタバタしただろ?子どもに戻った?」
「いちじく揚出は、私も初めてかも。あ~フワトロや、いちじくは格段に大人の味じゃない?この儚い甘さは、大人にしか分からない]
「20周年になった時にアルバムを作ったけど、それを引っさげて、本来向こう1年間ぐらい、いろんな全国も回るつもりだった。それが年明けたらできんようになったんで。そこから向こう1年間は何もせず、ひたすらカレンダーと手帳に×をつけて。それこそ残ったのはラジオだけ。ラウンジもだめ、保育園もだめ、デイサービスもだめ、全部の仕事がなくなっていく中で、学校の体育館って使えんだろうかって思って」

そこで始めたのが「思い出コンサート」。

廃校になって眠っていたピアノに、再び命を吹きこもうとはじめた地元密着のイベントで、大好評となっています。

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「私のオリジナルもちょっと歌うけど、童謡とか、季節の唱歌とか、最後に一番メインには校歌を歌う。(Q「メインが校歌、みんな歌える?」) 歌えるよ、卒業生ね。泣いてる人もいるし、私は自分が歌えないから、自分の居場所が欲しくて企画したイベントだけど。みんなに大絶賛されていくうちに、なんかこうリアルにミュージシャンやってるなっていう気持ちになって」
「(昔は)人の歌は基本歌わないっていう、変な謎のポリシーがあったりして。(Q.やっぱりオリジナル曲を自分で作るから?)そうなんですよ。それがそのあとどう評価されたり、みんなの暮らしにどんだけ近い歌になってるかっていうとこまでは、全く無頓着だったから、その頃は。でも『寄り添う』みたいなのは、 だんだん(自分の)テーマになってるから。あんまり奇抜なことをやったり、『すごいだろう』っていうことではないよね」

そしてコロナ禍で客足が遠のいてしまったライブハウスに、お客さんだけでなく演奏者も足を運んでもらいたいと始めたイベントも、2024年で3年目を迎えました。

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「夜のライブハウスだから、ラブソングが歌えるのと。あと歌謡曲、いわゆる中島みゆきとか竹内まりやとかサザンもそうやし、その世代の人たちの歌謡曲をごりごり歌えるっていうのがある」

プロとして25周年を迎えた自分自身を、今どう感じてるのでしょうか。

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「自分の中では幅が広がったぶん、柔軟になった。しなやかさはできたなと思うけど。でもねやっぱり、根は自分のクリエイティブというか、創るときってシャッターを下ろして、こうやって作るので、いつでもそっちに戻ってこれるって思いながら、表に出てヒャーって酒飲んで、喋ってっていうのができるっていう。二刀流っていうか、やっぱ幅広がって、今は楽しいなと」
「今度は9月から『歌声喫茶』をやろうと思って。店をするんじゃなくて、ピアノがある喫茶店に私が行って、そこに集うお客さんと一緒に、歌を一緒に歌うっていう『歌声喫茶』をする。なるべく同じ場所に、同じ曜日の時間に行くようにしてみようかなと思ったり。クラブ活動的な?『自分の歌を黙って聴け』みたいに思っていた時代は、絶対に本当にこんなことやろうって思ってなかった。でもお客さんの前で弾いて、私も歌うけど、お客さんの顔見た時の、みんなの顔のキラキラした感じっていうのは、ステージに立っている私にしか見えてないかもしれんけど、めちゃくちゃご褒美なんよ」

(森本真司アナウンサー)
「それはアーティストとして、本当にまたステージ上がりましたね」

(徳島県出身のシンガーソングライター 皆谷尚美さん)
「本当ですか?『生きてる』って感じがほんとにすると思って。お金でもない、何でもない、尊いものやなと思って」

話にあった「歌声喫茶」も来週から始めるそうです。

9月5日の「いきつけ」は、シンガーソングライターの皆谷尚美さんでした。

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