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世界初「和三盆」を使用したスイーツを揃えた専門店 営むのは江戸時代から続く老舗製糖所【徳島】

2025年2月12日 18:57
世界初「和三盆」を使用したスイーツを揃えた専門店 営むのは江戸時代から続く老舗製糖所【徳島】
徳島が誇る「和三盆」を使用したスイーツを取り揃えた、世界初の専門店が徳島県阿波市にあります。

営むのは、江戸時代から続く老舗の製糖所。

伝統と最先端のセンスが融合した、こだわりのスイーツを渡辺大世記者が取材しました。



徳島が誇る高級砂糖「阿波和三盆糖」。

口溶けの良さと後に引かないスッキリとした甘さ、ほかにはない上品な味わいが特徴で、高級和菓子には欠かせない存在です。

徳島県阿波市吉野町の「服部製糖所」、創業は元治元年(1864年)、かの新選組が京の街を闊歩していたころから続く老舗で、160年にわたり阿波和三盆糖を作り続けています。

原料となるサトウキビの収穫は、すべて手作業で行われます。

丁寧に刈り取られたサトウキビは製糖所へと運ばれ、機械によって細かく砕かれます。

そこから搾りっとた汁の灰汁を取り、煮詰め、結晶化させ、乾燥させれば、ようやく「和三盆糖」の完成です。

大変な手間暇をかけて作られた「和三盆糖」を使った世界初の和三盆スイーツ専門店が「BON COFFRET」です。

「BON COFFRET」のスイーツに使われる砂糖は、100パーセントすべて和三盆です。

店内には、和三盆を使った和菓子だけでなく、ケーキやプリンなども並びます。

店長は服部家の二男、滉輝さん(27歳)。

大阪の専門学校を卒業後、実家を手伝いながら、パティシエとしての修業を積み、2年前に「BON COFFRET」をオープンさせました。


(詳しくは動画で)

最終更新日:2025年2月12日 20:52

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