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「住む人の心が川になる」『いきつけ』NPO法人「新町川を守る会」中村英雄理事長【徳島】

2024年9月19日 20:00
「住む人の心が川になる」『いきつけ』NPO法人「新町川を守る会」中村英雄理事長【徳島】
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9月19日は「いきつけ」です。

森本真司アナウンサーが、旬の人や、各業界の話題の人物にいきつけのお店で話を聞きます。

今回は、徳島市などで川の魅力を伝え続ける水先案内人、NPO法人「新町川を守る会」理事長の中村英雄さんです。

中村さんは85歳、遊覧船クルーズの船長として、川を通した徳島の魅力を観光客に伝え続けています。

川を清掃するボランティア活動は、もう35年も続けています。

そんな中村さんの「いきつけ」は、徳島市両国本町の「プチレスト・ウッドアイビス」

中村さんが、長年モーニングからランチまで利用している相棒のようなお店です。

中村さんがいま取り組んでいるのが、高知県大川村の早明浦遊覧船を出しているダムで村づくりをすることや、観光づくりだそうです。

もちろん、「水上タクシー」や「居酒屋タクシー」、そして「ひょうたん島クルージング」など、川から海まで含めて、この可能性とポテンシャルを中村さんは考えています。

素晴らしい街になると思ういろんなことを仕掛けないと、交通網として捉えたらなかなか採算は合いません、交通網ではなく、やっぱり楽しめる場所、「ここでこんなことできて良かったな」と思えるようでなければ、交通網では採算は一切合わないそうです。

だからこそ必要なのが、「街づくり」として捉えていくことです。

そんな中村さんをここまで突き動かしてきたものは何か、それは「反発心」かもしれないということで、遊覧船をやり始めたとき、川掃除を始めたとき、否定的な言葉を投げかける人たちに対して、そんなことはないんだと、やればできるって言うように、本当にやればできるんだと。

難しいのは、後継者問題です。

イベントをするという人はたくさんいるものの、行事に参加して、参加することによって、どういう地域を作っていくかという情熱も使命感も必要で、それがないと続かないと考えています。

みんなが、やっぱり楽しみながらやっていくことが大切ではないかと。

(詳しくは動画で)

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