阿南の名門剣道場が2023年から再始動 2024年は6年生1人が全国大会出場 復活への期待高まる【徳島】
徳島県阿南市に、これまで多くの少年剣士を輩出しながらも閉館していた、名門の道場があります。
この道場は2023年から本格的に活動を再開し、再び剣士たちが集うようになりました。
そこには復活を願う関係者と、その願いに応えた指導者の思いがありました。
徳島県阿南市羽ノ浦町にある剣道場「徳島至誠館」。
数年前まで徳島県内の少年剣士たちの間では知らないものはいないと言われた、名門の剣道場です。
指導をしているのは館長の中山繁輝さん(67歳)です。
高校時代には、四国大会で団体戦優勝経験もある中山さん。
1991年から父親とともにこの道場を開き、数々の剣士たちを育ててきました。
これまで沢山の少年剣士を育ててきた中山さんと「徳島至誠館」、開設から25年間で115人の道場生を輩出。
徳島県内外の大会では団体戦優勝215回を数えるなど、名門道場としてその名を轟かせていました。
しかし、8年前に道場は閉館となります。
2016年、中山さんは後ろ髪を引かれる思いで妻と共に東京へ向かいました、娘の子育てをサポートしながら、東京でも大会に出場するなど剣道を続けていました。
そんな中で中山さんの耳に入って来たのは、道場を卒業した教え子たちの声でした。
閉館から3年後の2019年、徳島至誠館は中山さんが帰ってくるのを待ちながら卒業生らによって子どもたちの指導を再開しました。
信頼を寄せる指導者が帰ってきてくれることを願いながらの、再スタートでした。
そして2023年9月、東京での生活が一段落した中山さんが帰って来ると、道場は本格始動。
現在は12人の小学生が週に3回練習に訪れています。
2024年7月末には6年生の宮武颯詩くんが徳島県大会で優勝、県代表として全国大会に出場を果たすなど、名門復活への機運が高まりつつあります。
名門道場「徳島至誠館」復活へ...「至誠通天」を胸に、これからも多くの少年剣士がこの道場から巣立つのは違いありません。
(徳島至誠館 中山繁輝館長)
「ここで何とか骨を埋めて、一所懸命がんばりたい。どんなことがあっても永遠に至誠館を続けていきたいなという、そんな気持ちですね」
(詳しくは動画で)
この道場は2023年から本格的に活動を再開し、再び剣士たちが集うようになりました。
そこには復活を願う関係者と、その願いに応えた指導者の思いがありました。
徳島県阿南市羽ノ浦町にある剣道場「徳島至誠館」。
数年前まで徳島県内の少年剣士たちの間では知らないものはいないと言われた、名門の剣道場です。
指導をしているのは館長の中山繁輝さん(67歳)です。
高校時代には、四国大会で団体戦優勝経験もある中山さん。
1991年から父親とともにこの道場を開き、数々の剣士たちを育ててきました。
これまで沢山の少年剣士を育ててきた中山さんと「徳島至誠館」、開設から25年間で115人の道場生を輩出。
徳島県内外の大会では団体戦優勝215回を数えるなど、名門道場としてその名を轟かせていました。
しかし、8年前に道場は閉館となります。
2016年、中山さんは後ろ髪を引かれる思いで妻と共に東京へ向かいました、娘の子育てをサポートしながら、東京でも大会に出場するなど剣道を続けていました。
そんな中で中山さんの耳に入って来たのは、道場を卒業した教え子たちの声でした。
閉館から3年後の2019年、徳島至誠館は中山さんが帰ってくるのを待ちながら卒業生らによって子どもたちの指導を再開しました。
信頼を寄せる指導者が帰ってきてくれることを願いながらの、再スタートでした。
そして2023年9月、東京での生活が一段落した中山さんが帰って来ると、道場は本格始動。
現在は12人の小学生が週に3回練習に訪れています。
2024年7月末には6年生の宮武颯詩くんが徳島県大会で優勝、県代表として全国大会に出場を果たすなど、名門復活への機運が高まりつつあります。
名門道場「徳島至誠館」復活へ...「至誠通天」を胸に、これからも多くの少年剣士がこの道場から巣立つのは違いありません。
(徳島至誠館 中山繁輝館長)
「ここで何とか骨を埋めて、一所懸命がんばりたい。どんなことがあっても永遠に至誠館を続けていきたいなという、そんな気持ちですね」
(詳しくは動画で)